あの夏のルカのネタバレあり感想・レビュー:ディズニーシーが舞台の泣いた赤鬼

こんにちは！ぽぱいんです！

この記事はネタバレを含みますのでご注意ください

この記事でわかること
・あの夏のルカのストーリー
・本作の魅力
・こんな人におすすめ

6月18日にディズニープラスでピクサーの新作「あの夏のルカ」が配信開始になりました

本当だったら映画館で公開されていたはずだったのですが、予定がかわりディズニープラスでの限定配信となった本作

先日鑑賞したのでさっそくレビューしていきたいとおもいます！

ぼくのディズニー歴などはカテゴリ「ディズニー」に記載しているので気になる方は読んでもらえると嬉しいです♪

あの夏のルカの感想レビュー
おわりに

あの夏のルカの感想レビュー

では早速感想とレビューにうつります！

・どんな人におすすめの映画か
・登場人物とストーリー
・感想・見どころ

の順番で紹介していきます！

ではいきます！

あの夏のルカはこんな人におすすめ

結論からいうと、ディズニー作品が苦手でなければ誰でも楽しめる作品だと感じました！

ただそれだとざっくりすぎるので、参考となるようにいくつか例をあげていきます

・お子様やご年配の家族と鑑賞したい方
・綺麗なCGアニメが好きな方
・王道を楽しめる方

こんな方にオススメしたいと感じました！

逆に実写映画や複雑な内容が好みの方が一人で見るにはひょっとすると物足りない場合もあるのかもしれませんね

あの夏のルカの登場人物とストーリー

では登場人物とストーリーにうつります！

ストーリーに直接的に絡む人物はそこまで多くなく、とても見やすい作品だと感じました

展開もわかりやすいですしお子様にとっても優しい内容になっています！

ではそれぞれについて紹介します！

あの夏のルカの登場人物

あの夏のルカに登場する主なキャラクターは以下の通りになっています

・ルカ

タイトルにもなっている本作の主人公です
ルカは親の言うことをきちんと聞く良い子のシーモンスターです
陸は危ないから行ってはいけないと言われ続けずっとその通り暮らしてきました
ですがアルベルトとの出会いから陸の世界の素晴らしさを知り、広い世界へと旅立つことを決心します

・アルベルト

ルカに陸の世界を教えたシーモンスターの友達
普段は孤島で陸の物を集めながら自由に暮らしています
ルカと出会いもっと広い世界を見に行きます
普段はひょうきんな性格ですが、心の中に大きな葛藤を抱えています

・ジュリア

ルカとアルベルトに初めてできた人間の友達で、不良のエルコレに敵対心を燃やす女の子
二人のことをシーモンスターとは知らずに仲間として過ごしますが、あるとき正体を知ってしまいます
シーモンスターのハンターを父に持つ子ですが、ふたりの正体を知っても友達でい続けてくれます

・エルコレ

街の不良で、ルカ達を小バカにする嫌な奴
ルカ達は自転車競争の大会でエルコレを倒し、その賞金でバイクを買うのを目標に奮闘します
よくいるディズニーヴィランのような極悪人ではなく、単にイキってる奴なのでまだキモかわいいもんです

あの夏のルカのストーリー

平穏な＜海の世界＞に暮らすシー・モンスターの少年ルカは、海底に沈んでいる“人間のモノ”に興味津々で、見たことのない世界への憧れは募るばかり。人間の世界を知るシー・モンスターのアルベルトと出会った彼は、ついに海の掟を破り、2人でポルトロッソの町に足を踏み入れる。身体が乾くと人間の姿になる性質を持つ彼らは、どこからみても普通の少年だが、少しでも水に濡れると元の姿に…この“秘密”を人間に知られる恐怖を抱きながらも、ルカは目の前に広がる新しい世界に魅了されていく。もっと知りたい。この世界のすべてを──
だが、ルカとアルベルトの無邪気な冒険はやがて、海と陸とに分断されてきた２つの世界に大事件を巻き起こす。果たして、ルカの禁断の憧れが生んだ＜ひと夏の奇跡＞とは、何か…？
ディズニープラス公式サイトhttps://disneyplus.disney.co.jp/program/luca/about.html

あの夏のルカをみた感想

あの夏のルカをみた感想ですが、結論からいうとめちゃくちゃ良かったです！！！

すごくいいなと思ったポイントをいくつか紹介するとこんな感じです！

・ピクサー王道の構成

ピクサーの王道の構成には僕の主観でこんなものがあります

・二人のキャラクターが力を合わせて奮闘する
・人間ではない何かが人間のように生活を送る

という２つです

トイストーリーの例）
ウッディとバズという二人のおもちゃが、人間のように生活を送りおもちゃならではの問題に直面し解決する

この２つの要素が揃ってるだけでピクサーらしい雰囲気が味わえるなーと再確認しました

これがあの夏のルカにも要素として詰まっていてとても楽しかったです！

例えばシーモンスターの海での生活は、陸の人間と同じように海藻で農業したり、魚を家畜にするなどの描写がありました
陸に上がるとはじめはうまく歩けない、魚の調理場をみてゾッとするなど、シーモンスターならではのリアクションが見て取れます！

このようにピクサーらしい構成がしっかり反映されているのが、見ていて楽しさを掻き立てますね！

・人種問題について考えさせられる

ズートピアでも描かれたように、本作でも異種間同士の共存について描かれています

本作でのその異種間というのは人間とシーモンスター

ルカとアルベルトはシーモンスターなので人間とは違う生き物です
ルカは中盤から人間といっしょに暮らす道を選びましたが、アルベルトはなかなか人間を信じられずにいます
シーモンスターと人間はむかしからなにかの因縁があったようで、共存するのは難しいと考えられているからです
人間界ではシーモンスターは人間を襲う生物だと言い伝えられています
ですが、作中にでてくるシーモンスターはみんな優しくて人間を襲うことなんてありません

個性に目を向けず、勝手なイメージで人を判断してはいけないということが本作からは伝わってきます

どこか泣いた赤鬼を思い出させる設定だったと感じます
人間と暮らしたい赤鬼がルカ、それを果たすのに一役買って出る青鬼がアルベルト

もちろん全く違うストーリーですが、この日本でも人をイメージだけで判断してはいけないという言い伝えが昔からあったことを思い出して感慨深い気持ちになりました！

・相変わらず美しすぎるピクサーの映像

ピクサーお得意分野の映像美ですが、今作も素晴らしかったです！

あの夏のルカでは水中、陸、空、宇宙とかなり幅広い世界を映像で映し出しています

個人的には宇宙へと飛び込むシーンがすごく綺麗だなと思いました
これが映画館の大画面であれば、、と思ってしまいましたね

あとはイタリアの街並み！

僕はディズニーパークも大好きなのですが、本作の街並みはまさにディズニーシーのメディテレーニアンハーバーそのもの

建物はミラコスタの外観と完全一致していて大興奮でした！

メディテレーニアンハーバーの中にも優しいシーモンスター達が住んでいて、ゲストやキャストの中に人間の姿で混じっているんじゃないかと思ってしまうほどでした！

かなり個人的な感想ですがこれが印象的すぎましたね！